Description
1955年の旧新約初版発行以来、日本中のプロテスタントの教会やミッションスクールで愛読されてきた口語訳聖書の、大型(A5)判です。ハードカバー・クロス装。戦後の国語の変化や聖書の学究の急速な進歩により高まった、聖書の口語体への改訳要求に応え、平易簡明の文体を旨とした訳業が日本人の聖書学者によってなされた。戦後の混乱期から高度成長を遂げてゆく日本の、とりわけプロテスタントの教会や学校に広く普及。文語訳聖書ゆずりの歯切れよい文体は、聖句を暗唱し、信仰生活の標語として心に留め、それによって神の導きを受けるのに適しているとして、現在も愛用者は多い。